Rally Japan 2005に行ってきました(2)
(またはとてもラッキーな1日)

2005.10.1(土)レグ2

 レグ2。ナカノくんは同僚の結婚式で早帰り。イシハラさんと二人旅になる。モーニングコールをセットしたつもりがうまくいかず、1時間寝坊して旅館を6時に出発。
  7時にSS10シノチアキ林道の出口に陣取る。道路警備のガードマンさん、コース封鎖のため前日の17時からここにいるそうで、「初めてなんでしかられてばかり」とぼやいていた。まだ開催2年目なんでみんな試行錯誤だと思うんだが。


ラリーカーといえど一旦停止。
 
  トリプルゼロカー(レース1時間前にコースを走る試走車)が通ったので、メシでも食って撮影場所確保と思ってサンドイッチをつまんでいたら、すぐ競技車両が走り出した。さっきのはゼロカー(5分前の試走車)だったのだ。
  なんと開始時間を1時間勘違いしていた(汗)。グループA下位からのスタートだったので主な上位陣が林道を出て次のステージに移動するのを見物できた。 これが今日一発目の「ラッキー!」。


新井選手のインプレッサ。この後のリエゾン(移動)で、一般道、高速と20キロあまり追走する。

 ここでハプニング発生。今年の優勝候補、ローブ選手のシトロエンが出口から100メートルぐらい一般道路を走ったところでストップ。ナビゲーターがタイヤ回りのチェックを始めた。あわててそこまで走ってカメラに収める。これが2度目の「ラッキー!」。ただ、次のソルベルグ選手を撮りそこねる。

ローブ選手のシトロエン。ナビゲーター(航法士)が足回りの点検中

グループAがすべて通ったのでSS14のメナン出口へ移動。こちらも林道出口に陣取る。

 前日から山に入り込んでいたキャンピングカーの排除に時間をとられたが、予定通りレースは開始された。傾いた県道の標識がいい味を出していた。

メナンの林道出口。ときどき熊が出るそうだ。両手を上げて立ち上がるらしい。「遊んで〜」ではなさそうだ。

 グループAが通ったところで朝イチのシノチアキ林道観戦に向かう。途中、本別のラリーパーク前に人だかりがあった。車番5が止まって足回りの点検をしていた。ソルベルグ選手だ!ととっさに路肩へ停車。カメラを構え2メートルの距離で再び走りだしたスバルの撮影に成功。3度目の「ラッキー!」。
  今回NikonのD2Hを用意していたので何とかカメラに収める事ができたが去年のD70では撮れていないタイミングだった。WRCTVクルーのおねぇさんがハコ乗りでビデオをまわしていたのには驚いた。

ソルベルグをハコ乗りで追走するWRCTVのクルー

ソルベルグから少し遅れて出発すると先の信号で止まっている競技車両があった。31番の新井選手のインプレッサだ。
  ちゃっかり追走することに決め、イシハラさんにVを回してもらう。本別ICまでの一般道を約5キロ、道東自動車道を約20キロ追送。まだビデオを見ていないが面白い絵が撮れたはず。4度目の「ラッキー!」。

 12時すぎ、シノチアキ林道に到着。コースと観客席がやたら近く。ラリーカーが通過した後、小石が何度も飛んできた。たいした大きさではないがけっこう痛い。

雨の中スタートを待つ観客ら

「シュコダ」のカタカナのステッカーが人気。直前まで「ダ」の濁点が3つあったとスーパーSSの場内ジョッキーに紹介されて大受けしていた。

 15時に北愛国サービスパークに到着。(写真はレグ3で)抽選でなんだかんだとグッズをゲット。シュコダのブースでチェコのおねぇさんにクルマのカタログくれと頼んだら、「日本で売る予定はないので、これしか持っていない」と大きめのWRC絵はがきをもらった。これも持っている人は少ないレア物のはず。5度目の「ラッキー!」。

 17時直前、帯広駅前のHQへ。観戦用の折り畳みイス(マイクロソフトとラリージャパンのダブルネーム!)を先着30名にプレゼントしていた。これもアンケートに答えてゲット。これが6度目の「ラッキー!」。

プレゼンターのおねぇさんたち。ちなみにオレンジをゲット!

 18時すぎ、3泊もして一度も旅館の晩ごはんを食べないというのはくやしいので、スケジュールを空けて早めに宿へ入ることにした。ビールを買おうと立ち寄ったローソンの前をいきなりラリーカーが通った。今夕のリエゾンコースだったのとは知らなかった。本日7度目の「ラッキー!」。
  30分ほど道端で旗をふりふり応援。ローブとソルベルグが通過したので宿へ。

 晩飯、前2日分をキャンセルしたのがもったいないと思うほど海の幸づくしでおいしかった。サケのつみれ鍋、サイコーだった。これが本日最後の「ラッキー!」。聞けば期間中は満員状態だけど、昨晩の夕食は20数人分だったそうだ。800人ぐらいは泊まっているはずだがほぼ全員が夕食を「放棄=自己都合でキャンセル」しているのだ。
  夜食に夕方帯広駅前の屋台で買った「蝦夷(えぞ)鹿丼」をツマミにまた一杯。クセのない逸品。
 逸品といいながらも 時間が経って肉汁を吸ってごはんが膨らみ、肉が少々ぱさぱさしていたが残念。もともとそういう肉なのか、肉汁がぬけてぱさぱさになったのかは不明。

  この日はタイミングが絶妙なことばかりだった。初日より充実していたかも。イシハラさんとは途中何度も「ラッキー! ナカノくんもいればなぁ」と話した1日だった。

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